日本沈没!B層自滅(してくれ)!

岩国市長選挙の結果には驚いた。 まさかここまで日本はアホの跋扈する国になっていたとは。(電子投票による裏操作かと思ったくらいだが電子投票ではなかったらしい)
これじゃまるで昭和の初め、平和や自由を愛する一部の人たちが、絶望の思いで世間の動きを見つめていた頃と同じです。
国全体が右傾化し、好戦的・軍国主義的になって行くのを、その人達はどうすることも出来ない、手足を縛られているかのような思いで見つめていたのだろう。

当時の大衆には同情すべき面もあった。 一般に教育水準も低く、農業技術の未発達で不作や飢饉が多発し、自然災害も多かった。
軍隊に徴兵された貧しい若者を中心に、世界各国がすでに何百年も行っている植民地経営に日本も参画して、ヨーロッパの国々のような豊かな国にしようという発想になったのは、当時の世界情勢では無理もない。
しかし今は違う。 各方面の技術の発達で、一国の中で資源と労働力を賢く運用すれば、他国を搾取しなくても十分やっていけるようになった。
だから平和と自由、そしてそこから来る庶民の幸福へと目指す道を逆行する選択肢はまったく考えられない。
なのに次々と大衆はみずから不幸へと進むのを好むかのような選択をしてきた。
国政選挙はもちろん、東京や大阪その他の知事選、そして今回の岩国市長選。 みんなへらへらと軽いノリで愚かな選択をする。 いったいあの岩国の住民投票はなんだったのか。
レミング(ネズミの一種)は過繁殖で種族の維持が危うくなると、自滅的大量自殺をして人口?調節をするという話(誤解という説あり)がある。
これと同じように大衆は戦前の日本のような自滅への道を選んでいるのだろうか。

このまま行くと、憲法改定・徴兵制・核武装・・・と愚かで悪賢い政治家に愚かなB層が賛同し、次々と実現して行くだろう。
愚かで無責任な政策で富は外国に流れ、国は疲弊し、実権は外資に握られるという第二の敗戦を迎えることになる。

人口調節したくなるほど我々は増え過ぎちゃったのだろうか。 それ程とは思えないんだが。
ひょっとしたら、B層の人口だけが増えすぎたのかな。 それならうなづけるかも。